みんなの熟年婚活その4

50代・60代の熟年結婚・熟年再婚について本音で語ってもらいました。

熟年結婚04

家に自分以外誰もいないというのは耐えられない

お互いベッタリというのはさすがに御免こうむりますが、家に自分以外誰もいないというのは耐えられません。

一人だと家の中でずっと無言で過ごすことになります。

よくペットが話し相手だとか、テレビに向かって一人相槌をうつとか聞きますが、動物は苦手だしテレビを見て笑うことはあっても話すことはありません。

一人きりの家での時間はそれがたまにならありですが、年がら年中たった一人というのは気持ちが鬱になりそうです。

というわけで絶対結婚したいです。

お互い干渉しすぎず、ご飯の時間は共にして、しかし数か月に一度でいいので外食やドライブなどに行くというのが理想です。

ただ障害はあります。子供がいるからです。もう成人して独立しているとはいえ、絶対に何か言ってきそうです。

いい年をした子供が、これまたいい年をした母親の再婚を諸手を上げて祝福するなんて、ほとんどないと思います。

またこちらにしたって、子供にどう言い出したらいいものか…とても迷うところです。

子供にしてみたら今更赤の他人が戸籍上、父親になること、またもっと年を取った時の諸々の面倒を考えるとゾッとするんだろうと思います。

万が一母親の私が先に亡くなってしまった後の相続やら、義理の父との関係など、問題点を探せばいくらでも出てきます。

しかし、再婚したいです。

いつ死ぬかは分かりませんが、死ぬまでの時間をたった一人の自宅で過ごすかと思うと、寂しいというか虚しいのです。

自分の時間も大事にしたい、しかし家の中で「御飯よ」とか「お帰り、お休み」等々、相手に向かって声をかけることが出来るのは幸せの一つだと思うのです。

子どもや孫が気がかりだが結婚したい

生涯のパートナーが欲しいと言う理由は2つあります。

1つは単純に寂しいからです。

独身でも旅行には出掛けられますし、趣味に没頭することもできます。仲間内でワイワイ過ごすこともできるでしょう。

ただ、家に帰ったときに一人になるのが私は嫌なのです。

一緒に旅行にも行けて買い物にも行ける、そして家に帰っても同じ時間を共有できるのは、やはり生涯のパートナーだけです。

自宅に戻った後、旅行の思い出話をしながら「あ~だったね、こ~だったね」と笑い合えるのはやはり夫婦だからそこだと思います。

もう1つの理由は、高齢になっていくにつれて、健康的な不安が出てくるためです。

徐々に体が弱っていく中で、パートナーと助け合いながら生きていけたらと思います。

急病で家の中で倒れても、一人だと誰も気付きません。そういった時にパートナーが一緒にいてくれたら助かると思います。

ただ、再婚の最大のネックは子供達です。 もちろん再婚自体は受け入れてくれると思いますが、新しい母親となった人に馴染めるかどうかが気になってしまいます。

また、知らない女性が急に母親になって実家に居座ってしまった場合、子供達が実家に寄り付かなくなってしまうのではという懸念があります。

加えて、孫達に本当の祖母と再婚した義理の祖母の違いを説明しなければいけない時がいずれ来るので、孫達にも精神的負担をかけてしまうという思いが出てきます。

その事を考えると、果たしてこの年齢で再婚することが正解なのかどうか正直迷うこともありますが、やっぱり自分の幸せを考えると結婚したいなと思います。

愛情がどうとかいうより打算や自分の利益を優先した結婚願望

50代独身女性です。

人は50歳ともなるとそろそろ人生の折り返し地点も過ぎ、自分の老後のことも気になり始めます。

結婚して子供でもいれば万が一自分に何かあった時に心強いし、子供に迷惑はかけたくないという思いはあっても、やはり頼れるのはやはり我が子でしょう。

ですが50歳を過ぎて子供もおらず私のように独身となると、せめて50代のうちには結婚をしておきたいです。

これははっきり言って愛情がどうとかいうより打算や自分の利益を優先した結婚願望になるので、とりあえず相手に多くは望みません。

きちんと仕事を持っていて家庭を大事にさえしてくれれば良いので、とにかく老後を共に生きていってくれる相手を求めます。

そうすれば自分にもしものことがあってもまずは一安心ですし、それは相手にとっても同じです。

お互い愛情よりも利益優先で良いので、その代わりに老後は互いに面倒を見ようといった形の結婚でもいいと思っています。

また私は女性なので、熟年結婚をしたら収入面で安定するのも結婚をしたい理由の一つです。

独身だと自分が働けなくなったらそこで収入は途絶えてしまいますが、結婚していればたちまち収入が途絶えることはないし、さらに理想を言えばそこそこ収入の高い人と結婚して、家庭に入りたいという気持ちもあります。

いわゆる専業主婦になるということですが、相手がその条件を飲んでくれるなら今すぐにでも結婚したいくらいです。とは言え、やはり収入面よりも老後にお互い助け合える相手との結婚を望みます。

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