私は42歳で結婚に至りました。

40代結婚婿養子

若い頃は男運が悪かった

20歳で就職し、21歳で初めて男性と付き合いをしました。その後、10人ほどお付き合いしましたが、結婚には至りませんでした。

26歳のころ妊娠をし、相手から結婚の話がありましたが、経済的な不安から結婚はお断りしました。好きでしたが、とても結婚できる相手ではありませんでした。

その後、会社のお金を横領したという噂を聞き、別れてよかったという思いと、結婚していたらと思うとショックでした。

もう1人、結婚の話までいった男性がいました。

その男性とは、同棲するため引っ越しをする計画を立て、親に保証人になってもらう話までしました。

親にきちんと挨拶までしたのに、別れてしまいました。何年後かに彼が結婚をし、すぐに離婚したことを聞きました。

私が付き合って結婚まで考えた男性はあまり良い人ではなく、正直、私には男性を見る目がないのかな・・と思っていました。

その時、既に私は30歳でした。30歳を超えると会社以外の出会いが極端に減り(合コンに声がかからなくなる)、会社の中でも私は33歳に管理職になっため男性というより、部下になっていました。

そのうち母親が亡くなり、長女の私(2人姉妹の妹は既に嫁に出ています)は仕事を辞め、実家に戻りました。

40歳が近づくにつれ、合コンは皆無、紹介の話もほぼ無くなってしましました。

婿養子が欲しい

家は父親が長男のため、私が嫁に行くと、苗字(家)を継ぐことができなくなります。

私が若いころは、よく「婿養子」というワードを、聞いたものです。

40歳を過ぎると、「婿にこだわらないで、お父さん置いて、嫁に行きなさい。」と言われるようになりました。

ここまで高齢結婚になったのは、きっと「婿養子」という言葉にどこかで縛られていたこともあります。

心のどこかで父を一人にさせることはできないなと思っていましたが、40歳を過ぎるとそうも言ってられずさすがに焦りました。

そこで、最近話題の婚活サイトを利用してみようと思い、登録してみました。

登録したサイトは、マッチングサイトなのですが、さすがに40歳を過ぎるとマッチングするのは再婚の話ばかりでした。

40代はマッチングサイトでは無理なのかと思い、ネットの結婚相談所に登録して、お相手を積極的に紹介してもらいました。

婿養子が見つかってみんな幸せ

結婚相談所で初めて紹介してもらった男性が、なんと婿養子OKと言うことでした。

結婚相談所では、相手の家族構成。婿養子はOKか?など必要な情報が最初からわかっているため、話もスムーズでした。

私の苗字は変わっていません。父は大喜び(親戚たちも)です。

今でも「いいヒトを見つけた」と言ってくれます。

後は跡継ぎなのですが、これは高齢とあって、努力ではなんともなりません。不妊治療歴1年7か月です。

もっと早く、真剣に結婚に向き合えば良かったと思いつつ、結婚まで至ったことに喜びを感じています。