TEDと言うアメリカのプレゼン番組をご存知ですか?

TEDとは、世界のすばらしい人々の質の良いプレゼンテーションの模様を録画し配信しているサイトです。オンラインセミナーとして、世界レベルの品質です。そこで非常に興味ふかいプレゼンがあったのでご紹介します。

TED オンラインデート

日本では、結婚するための活動を、「婚活」といいますが、アメリカでは「オンラインデート」と言います。

結婚したい女性エイミー・ウェブ(33歳)は、自分の王子様を求めて婚活をしていました。しかし、彼女のすばらしい恋愛は、いつも実ることなく無残に終わっていました。

彼女は大家族、みんな結婚していて子供もたくさん設けています。そこで、祖母にどうしたら良い人にめぐり逢えるかアドバイスを受けます。

祖母は、「選り好みをせず、たくさんの人とデートしなさい。真実の愛は、全く期待していないときに見つかるもの」とアドバイスします。

当時彼女はフィラデルフィアに住んでいました。そこで、同じ都市で出会う可能性のある人を計算してみました。

フィラデルフィアは大きな街で、人口は150万人。男性はその半分の75万人。彼女の希望のお相手は、30歳から36歳の人なので、人口の4%と仮定すると約3万人になります。

彼女は、ユダヤ人を希望していたので、ユダヤ人は人口の2.3%。その中で自分にとって魅力を感じる人は10%、ゴルフをしない等の条件を入れると、約35人と言う数字がでました。

そこで彼女は考えます。この35人全員に対して予期しない出会いを待ち、その中の人1人と出会える確立は?それとも、オンラインデートを試して見るか?

彼女は、確立の低い「偶然の出会い」より「オンランデート」を選びました。オンラインデートは、日本で言えば、婚活サイトにあたるものですね。たくさんのデーターから自分にあったお相手をある一定の法則で選び出しお相手を提供してくれると言うものです。

彼女は、データマッチングにかけたのです。ただし、忙しさのあまり、自分のデータに履歴書を丸写しにした彼女は、失敗したそうです。データーではたくさんの男性がピックアップされましたが、どの男性も自分とは合いませんでした。

そこで彼女は、考えました。自分が結婚相手に何を求めるのか?何が必要か?を書きまくり、最終的には72の条件に絞りました。72の条件は多すぎることは分かっているので、そこに優先順位を付け、2つのレベルに分けました。

上のレベルは、100点から91点までの項目。下のレベルは欠けても致命的な問題にはならないものとしました。

出会った男性は、その自分で作った採点基準で評価し、メールのやり取りをするのは、700点以上、デートは900点以上、1500点を超えない限り身体の関係は持たないと決めました。

オンラインデートのライバルこれにより、彼女は素晴らしい男性と出会いました。しかし、残念なことに彼は彼女を好きになりませんでした。彼女には、強いライバルがいたのです。その辺は、見落とせませんよね。

そこで、ライバルチェックです。綿密にチェックを行っていくと、うまくやっている人の特徴は、「曖昧な言葉を使う」、また、「前向きな言葉を使う」ということだとわかりました。例えば、「楽しい」 「女の子」 「愛」 などと言う言葉がそれです。

しかし、彼女は、自分をプロフィールを下げることなく、「日本語が流暢・JavaScript(インターネット上のWebページを記述するプログラム言語の1つ)が得意と言うことは譲りませんでした。

私も、譲れな部分を隠してまで相手に合わせることはないと思います。これは失敗の元ですから。

1番大切なのは、声をかけやすくし、心を通わせる手がかりがを示すことが大切だと彼女は言います。

オンラインデートのマッチングにかけた彼女の情熱は素晴らしいですよね。偶然の出会いを待つより、自分の希望を明確にし、一定のプログラムにしたがってお相手を導き出す。これを利用しない手はないと思います。

ここまでの条件を導き出すかどうかは別として、日本も婚活のデーターマッチングサイトがあります。データーマッチングと言っても、日本には古くからのお見合いの習慣がありますので、1対1での席も設けてくれる結婚相談所も多数あります。

シニア 安全な婚活