最近、結婚相手を探す時、都会から田舎へ目を向ける人が増えているそうです。特に都会での仕事や人間関係に疲れたと言う女性が多く、田舎でのんびり暮らしたいと思う気持ちはよく理解できます。

田舎婚活

受け入れる男性は、「来てくれるだけでありがたい」と言うことで、もし大切にされるなら、それもアリかと思うのは私だけではないはず。

島根県出雲市の婚活観光ツアー 田舎で婚活

島根県出雲市への婚活ツアーには、東京、大阪などの都心に住む女性10名が参加。男性は出雲市やその近郊に住む男性14人です。

出雲大社の観光ツアーをしながら打ち解けた後、パーティに参加。8組のカップルが成立したそうです。

参加した女性に理由を問うと、

  • 「仕事と人間関係に疲れ果てた」
  • 「都会の会社を退職して帰省したが、知り合いばかりでしがらみの多い自分の田舎になじめなかった」
  • 「夜中までバリバリ働くことに笑顔が消えたとき、バリバリ働くことが全てではないと思った」
  • 「田舎でうまくいっている友達夫婦を見ると、同じ環境同士の方が頑張らなくてよいのかなと思った」

など、一様に世の中を経験して、もう一度原点に戻って考えてみた女性が多いことに気づきます。

自分の実家が田舎の場合、しがらみが多い自分の故郷より、まったく知らない土地で結婚生活を始めたいと思う人も多いと言います。

その気持ちはとても理解でき、自分が来ていた鎧(よろい)を脱いだ時、これから先どう生きたらよいのかが見えてくることがありますよね。

受け入れる側の田舎の男性も、「地方に関心を持ってくれてありがたい」と感謝の気持ちを述べています。

老後は新しいパートナーと田舎でのんびり

お互い思いやりを持って、田舎のペースでのんびり暮らすのも悪くないと思います。

特に、私たち中高年は、色々なことを一通りやってきた年代ですので、後半の人生は信頼できる人と、手と手を取り合ってゆっくり暮らすのは悪いことではありません。

田舎暮らし

婚活が盛んな昨今、地元の人同士では限界を感じている地域は、「都会で働き続けることに疲れた女性」と「嫁不足・人口不足のため移住してきてもらいたい男性」とお互いのニーズが噛み合えば、このようなカップルは大歓迎です。

ただし、単なる「逃げ」だけで結婚するとなると田舎のデメリットを痛切に感じるかもしれません。

田舎暮らしは、メリットもデメリットもあるからです。

田舎のメリットとデメリット

田舎暮らしのデメリットは、とにかく刺激がなくてつまらないと感じること。

のんびりしていて良いのですが、都会から移住した人は、次第に田舎暮らしに飽きて都会に戻りたいと思う人も少なからずいます。

また、地域によっては、豪雪などの厳しい自然があるかもしれません。雪かきがツラくて都会に戻ったと言う話も聞きます。

雪が降る田舎

気温の格差で体調を崩す場合もあります。大きな病院も少なく、病気のたびに不便を感じるかもしれません。

人間関係が希薄だった都会に比べ、ご近所さんの付き合いは濃厚になるかもしれません。

それを鬱陶しいと思い、人との接触を嫌うと田舎で暮らすのは難しくなることもあります。

自分は田舎の暮らしに順応できるのか?できないのか?それを良く見極めないと、結局、結婚も失敗に終わってしまう可能性があります。

いくらパートナーが良くても、生活環境はとても重要です。

反対に、田舎のメリットは、田舎のデメリットと逆になります。

刺激がない分時間はたっぷりあります。自分を見つめ直し、自分にとって何が大切かを認識する時間は貴重です。

ご近所さんの温かみに触れることも多くなるでしょう。

自然の中で、四季の移ろいを楽しむことができます。

大きな病院はないけれど、健康的な生活をおくることで元気になるかもしれません。

田舎の方と結婚するまえに、田舎のメリットとデメリットを良く考えて、デメリットよりメリットの方が多いと感じたら、田舎婚活へGOですね。

このような田舎で婚活をしたい方は、全国でお見合いパーティやツアーを開催している「エクシオ」があります。

年代別のパーティやバスツアーを調べるには、エクシオのトップページから、「もっと詳しく検索する」をクリックします。

年代別は、「50歳代中心編」、「50歳・60歳代中心編」、「60歳・70歳代中心編」を選び、特別企画は「婚活・お見合いバスツアー」を選びます。

自分の老後に住みたい地域を選んで検索すると、その場所で開催されているパーティやバスツアーなどの企画が紹介されます。

自分の全く知らない土地を選択し、まったく生まれ変わった気持ちで婚活するのも良いですね。

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