中高年、シニアの婚活はますます盛んになっているようです。
50代から後半の人生は、得るものより失う物の方が多く喪失感を味わうと言います。
子供が独立したり、伴侶と死別したり、熟年離婚したりと、今まであったものが無くなってしまうことが多くなります。また、相手だけでなく、体力や集中力、気力なども失っていくのもこの頃です。
ある50代後半の女性の話ですが、「どんなに子供や孫がいても楽しい時間を過ごしていても、心にポカーンと空いた穴を埋めてくれるのは、やっぱり異性です。それは、70代でも80代でも変わらない。」と。
そう言えば、伴侶を亡くした70代後半の男性ですが、人生がつまらなくなったと言っていました。つまらなさを解消するために、車を買ったり、料理をしてみたり、旅行に行ったりしましたが、やっぱりそれでは無理なんだと。
このつまらなさを埋めてくれるのは、恋でありパートナーなんですね。
この男性は、好きな女性と一緒にご飯を食べたり、スカイツリーに行ったり、映画を見たり、お喋りをしながら笑ったり、そんなことをすればきっと解消するのだと確信しています。
伴侶の思い出に浸りながら残りの余生を過ごすのも1つの生き方ですが、また新たな恋をすることは、輝いて生きるための最高の方法ではないでしょうか。
結婚相談所で新たなパートナーを見つけた男性は、「妻と死別したあと、仕事が終わると酒を飲む毎日が寂しくてたまらなかった。寂しくて心の穴を埋める物が欲しかったが、誰かれ構わず声をかけるわけにもいかず、結婚相談所に入会した。女性の隣に座って話せるだけでも生活にハリが出た。下着や肉体にも注意をするようになった。」と言っていました。
これは、女性も同じことが言えます。ウキウキする気持ちは、男性も女性も同じです。男性と接する機会があれば、お化粧もするし、おしゃれもします。それこそ、下着にも気を使うようになり、どんどん若くなります。
結婚相談所に入会した女性は、入会以前よりキレイになると言います。身なりを気をつけるようになるからでしょうね。また、恋をすると肌も若返り、シミやシワが少なるなると言う報告もあります。
いくつになっても恋をすることは素敵なことだと思います。
しかし、前出の男性のように、だれかれ構わず声をかけるわけには行きません。それに反して、お付き合いが目当ての結婚サイトや結婚相談所であれば、堂々と物色し誘うことが可能です。むしろ、それをしなければ、入会した意味がありません。
老いてもなおパートナーを探すことは、人間であれば当然のこと。スキンシップをすることで安心感を得られるのは生きていく上で重要なことだと思います。