ここは、50代からの恋愛・結婚について真剣に考えるサイトです
一昔前は、シニアには恋愛はタブーでした。
恋愛しているシニアたちは、よっぽど進んだ人、または色恋沙汰が好きな人と言う、つまり「好き者」などと言われ、色眼鏡で見られる場合が多かったように思えます。
今でも、シニアの恋愛や結婚に対しては、
- 「50歳過ぎたら、もういいだろう~」
- 「50歳過ぎたら、もうおしまい」
- 「老化した醜い体で恋愛なんて・・」
- 「恋愛や結婚は、もう懲りごり」
- 「いまさら、相手の顔色を伺いながら生活するなんて」
- 「一人の方が断然気楽」
など、さまざまな意見があります。
また、シニア同士の結婚、ましてお互いに子供がいたらそれは一筋縄ではいかないのが事実です。
どちらかが築き上げてきた家庭があったり、親戚が絡んでいたりと、お互いが「天涯孤独」でない限り、一人で勝手に決めるわけにはいかない場合が多いのがシニアの再婚です。
特に、配偶者と死別して、子供がいる場合は、自分たちの世界にまったく違う他人が関わってくるのですから、快く迎えられないのは当然かもしれません。
子どもは圧倒的に母親の味方です。母親以外の女性を母と認めるわけにはいかず、まして、成人してからの父親の相手女性には嫌悪感を覚える子どももいますね。
特に娘はそのような傾向が強いように思います。
母親と死別している娘は、母親を美化する傾向にありますからね。
つまり、認めない。
そうなると、仏壇やお墓の問題がややこしくなるのも熟年再婚の事実です。
結婚する意味
私たちの年代の再婚は、相手に親がいるなら、親の面倒がのしかかってきたり、一緒になったとたん、相手が病気になってしまう可能性も高い年齢でもあります。
それでも、起こりうるトラブルを乗り越えて籍を入れる意味が「結婚」にはあります。
それは「結婚(妻)という名の安心」です。結婚すれば正式な「家族」となるのです。
法律婚に勝るものがあれば、同棲でもいいのですから。
結婚には同棲では得ることができない安心感があるのです。
経済力もありお金のことなら結婚する必要のない女優さんたちも熟年結婚していますよね。
50歳以上、熟年結婚した芸能人女性(敬称略)
桃井かおり
夏木マリ
阿川佐和子
浅野ゆう子
小林幸子
荻野目慶子
岩崎宏美
岩崎良美
高橋ひとみ
ほんの一例です。
ある芸能関係者は、芸能人の熟年結婚を次の様に解釈しています。
「女優さんで50代まで独身でいれば、人生の酸いも甘いも知ったように思われがちですが、経済的に自立している彼女たちは、これからの自分の時間の過ごし方を深く考えるようです。
介護や終活なども含めて仕事以外での自分の時間をどう生きるか、その時パートナーの存在が大きくなるようですね」
シニア婚のメリット
シニア婚の場合、子供を育てるという二人の共同作業はありません。
よって、結婚した(籍をいれた)場合でも、24時間365日一緒に住む必要もありません。
二人の事情により、事実婚や通い婚、週末婚、助け合い婚などさまざまな形をとれるのもシニア婚の良いところです。
今の法律では、「結婚」により守られるものがたくさんあります。
恋人やパートナーは、いくら強い絆でつながっていても、保証はなく、はかないものです。
明日は、バラバラと言う可能性はいつもつきまといます。
それでも、結婚より恋愛を選ぶ人もいるでしょう。
また、恋愛や結婚は面倒。一人でいる方がはるかに気楽、と感じている人もいるでしょう。
シングルのシニアの生活に、「結婚」を求めるか、「恋人」を求めるか、「一人で気楽」を求めるか。これは個人の自由です。
たった一度の人生、ここまで立派に生きてきたのですから、たくさんの人を不幸にしない限り、自分の気持ちに素直に従い、生きたい様に生きることができたら最高なのです。
こんなことを踏まえた上で、このサイトでは、結婚や恋愛を希望する人のために良いことも悪いことも含めた色々な情報を発信していきます。
一昔前話題となった恋愛ラブコメディ「恋愛適齢期」のジャックニコルソンとダイアンキートンの映画。
63歳のジャックニコルソンが最後に「心臓発作なら何とか耐えられるけど、君を失うのは耐えられない。僕はこの歳になって、やっと本当の愛というものを知った」と言います。
だから、恋愛に適齢期などないのだと思います。
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