何度も恋をするのは、それはそれで素敵なことかもしれませんが、せっかく縁があって、交際したり結婚したら、末永く仲良くしたいですよね。
パートナーはなかなか見つからないもの。誰でも良いッて人は別ですが、それなりに理想ってありますよね。完全に理想とまでは行かなくてもそこそこ合うと思ったら、交際を続けるほうが得策です。
交際が始まると、初めはお互い遠慮もあってか、相手を思いやる気持ちも強く、上昇気分ですよね。月日を重ねるとそれがだんだんと慣れ合いになって当初の気分は何処へやら・・・
半世紀以上生きてきて、熟年離婚も体験した結果、うまく続く方法が分かりました。「男には、感謝はすれど期待はしない」。これがうまく長続きさせる秘訣の1つです。
女って、相手に色々求めるようになるんですよね。とくに結婚すると。相手に期待してしまうんです。家事や子育て、その他日常のほんの些細なことで「これをやってくれるはず」って。
それで、やってなかったり、やってくれないとガッガリする。こんな時相手に絶望し、悲観的になったりしませんか?ほんの些細なことなのに。
例えば、お互い働いていた時、女性が男性に「週末くらいやってくれても・・・」と期待したとします。その期待に男性が応えなかったら、女性はがっかりする。これを繰り返しているうちに、女性は男性に「ダメな人」と言うレッテルを貼ってしまいます。
こどもの夜泣きしかり、男性の実家に帰った時の対応しかり。こうしてくれるはずと言う期待が裏切られた時、女性は相手に嫌悪感を抱くのです。
小さな亀裂がだんだんと大きくなり、うまく行かなくなることを避けるには、男に感謝はすれど期待はしないことです。
やってもらったら、心から「ありがとう」の気持ちを持ち、感謝の言葉を伝えます。まず、「やってくれない」ことを「デフォルト」と考えるのです。デフォルトが「やってくれない」なので、やってもらったら、それはプラスです。「やってくれる」ことを「デフォルト」とすると、やってくれなかったら、それはマイナスです。
なかなか難しいのですが、そのように捉えると、やってくれたことには感謝の気持ちが現れます。やってくれなくても何も感じないようになれれば成功です。
これは、男性にも言えることで、妻や女性がやってくれることを当たり前と思うとうまく行きません。どこかにひずみが生じます。不平が心に溜まります。
私は相手に期待ばかりしていました。「こうしてくれるはず」と。で、相手が期待に応えなかったら、勝手にガッガリして寂しい思いをしていました。相手は知ったことじゃありません。こちらの勝手な期待ですので。
ですので、やって欲しいことがあればしっかりと口で伝えます。こうすれば期待ではなくなります。これは伝達になりますので、やってくれない場合、相手も「やらなかったこと」をわかっています。
そんな経験をたくさんして、うまくいくコツを学びました。感謝はするけど期待はしない、ほんの少しでも心に留めておくとうまくいくと思います。