結婚とは、自分が幸せになるためにするものと思っていました。
男性の場合、女性に愛されて、食事や家事など色々してもらって・・・な~んて、こんな「愛されることの幸せな生活」を考えていましたが、そうではありませんでした。
結婚とは、相手を支える喜びや相手のために頑張れる喜びを感じるものだと気づきました。
結婚相談所で知り合い3度目のデートでプロポーズ
私は55歳で今のカミさんと結婚をしました。
カミさんは私より6歳年下で、実年齢より若く見えてとてもチャーミングな女性です。
それまでどうして独身でいたかと言えば、結婚願望があったにはあったけれどご縁がなかったためです。
私の職場は物流会社で、トラックドライバーが職場の花となっている男性主体の世界です。
職種は事務職ですので、女性スタッフが部下になることもありますが、たいていは既婚者で私よりも年上の女性ばかり。
会社関係からご縁を得るなど可能性として考えづらい環境でありました。
おまけに労働時間が長い。毎日残業で午前様もままなりません。
そこで出会いの手段として活路を見いだしたのが結婚相談所です。ここで今のカミさんと出会い、結婚に至ったのです。
結婚相談所で会った瞬間心に響くものを感じる
カミさんとは最初に会った瞬間に心に響くものがありました。
この子はひょっとして...なんて根拠のない予感が私の脳裏を巡りました。
結果本当にそうで、お見合い後3度目のデートでプロポーズをし、了解を得ることができました。
この人と結婚しようと決断した一番の理由は一緒にいてとてもリラックスできたこと。安心していられたのです。
なぜそうなれたかはわかりませんが、お互いが一番「素」の自分を表現してもよいと思えた事が決め手となりました。
だから、カミさんとの結婚を決める段階であまり思い悩んだことなかったのです。
ただ齢が私のほうが6つも上だったことが不安といえば不安な点でした。
愛する人を支えることの喜び
結婚は私にとって人生で最大の関心事だったと言えます。
それは愛する人の、「支える手」になること。それが今現実のものとなっている、そう思うだけでワクワクし、同時に責任の重さを実感しました。
そして、カミさんの「支える手」となっている自分が誇らしく思えたのです。
結婚して一番の喜びは、カミさんを一生支えていける幸せを感じられること。カミさんは過去にいろいろな病に打ち勝ってきた女性です。
その彼女を支えるのは私の天職と思えるのです。私は神様から選ばれたものなんだと。
私たちに子供はいませんが、その分、2人仲良くいつまでも暮らしていくことを望んでいます。
近い将来、小さいながらも平屋の一軒家を購入し、庭で猫の額程度の広さでいいから畑を耕し、つつましく生きていきたい、それが二人の願いであり、夢でもあります。