ずっと独身で、40歳を過ぎてはじめて結婚しました。
どうしてずっと独身だったのか。それは高校を出てすぐ公務員になり、安定した生活を送ることができてたからです。
自分の安定した生活は崩したくなかった
異性や恋愛には興味を持っていましたが、安定した自分の生活バランスを壊すことは絶対にしたくありませんでした。
なので彼氏ができてもすべて交際どまりした。
ではなぜ今になって結婚したのかと言うと、本当に運とか、成り行きとしかいいようがないです。
この人なら苦にならないと思える方と出会うことができたのが1番の理由かと思います。
お互い干渉せずに各自のペースで暮らす
相手に合わせたりすることなく、各自のペースで暮らしていけるというビジョンみたいなものがはっきり見えたからです。
私自身が少し丸くなったというのもあるかもしれません。
悩んだことは、結婚することでバランスが崩れてしまうのではないかということです。
いい感じの距離感でとくにこれといったストレスもなくお付き合い出来ていたので、それを変えることはしたくありませんでした。
なので二人できちんと話し合って、結婚しても何もしないことにしました。
結婚に際して決めたこと
結婚して、お互いいろいろと力を入れたくなったりするものですが、それだけは絶対にやめようと決めました。
ただ二人で籍を入れて、新居を探しただけです。あと子供を作るかどうか少しだけ悩みました。
でも少し時間を置いて考えて、子供は作らないことにしました。
子育てをするかわりにお互いの時間を大切にするという方向です。
結婚してよかったと思うのは、お互い冷静に考えることができるという点です。
子供の件にしても、若いときだったらとくに何も考えずに子供を作っていたであろうところを、踏みとどまって考えることができます。
もちろん子供を作ることは素晴らしいことですので、若さや勢いで作れるのであればそれにこしたことはないのかもしれません。
でも残念ながらそういう若さみたいなものを私たちは持ち合わせていないので、一歩引いてお互いのためにできることを精一杯やっていこうという感じです。
結婚して楽になった
私の場合、結婚してすごく楽になりました。
お互いが不得意なことには絶対に干渉しないというのは、こんなに楽だったんだなあとつくづく感じています。
これから二人でどうするか、実はあまりそこまで考えていません。
いろいろな選択肢があるとは思うのですが、やっぱり今のバランスを崩したくはありません。
現状維持で、そのときそのときに心地いい関係で居続けるのが理想です。
40代は、このくらいの感覚で結婚するのが幸せになるコツだと思います。