Yahooニュースでも紹介されていたシニアの婚活事情。
以前は、「老いらくの恋」などと呼ばれ、色眼鏡で見られたり、恥ずかしいことに例えられていました。
そんなシニアの恋愛ですが、最近ではかなり違ってきています。インターネットの普及の影響もあり、もっとオープンになったように思えます。
いくつになってもドキドキすることは楽しい
ニュースで取り上げられた男性(70歳)は、「この年になって恋愛のドキドキを味わってますよ。異性と話ができるのはやっぱり楽しい。慣れなくて失敗もありますけどね」と言います。
男性は、昨年6月より婚活を始めて60代の女性と知り合ったそうです。「デートは、食事やお茶から始め、もっと気心がしれたら、映画館やドライブにも行きたい」と生き生きしています。
素晴らしいことだと思いませんか?
男性の娘さんたちは、大でを振って賛成ではないようですが、男性は「自分の人生だから自分が決める」と子供に遠慮している様子はありません。
娘たちは「本当にお父さんたら・・・」と思っているのでしょうね。
年老いた親の恋で困惑する子供は少なからずいますから。
しかし、最近は親も1人の人間、失敗もすれば恋もすると割り切ってくれる子供も増えています。
子どもがいる親の恋愛は、理解してもらうのに、独り身よりハードルが高いですが、前出の男性の様に、「自分の人生だから自分で決める」と割り切ることも大切です。
今の熟年婚活サイトは活発
現在、婚活するなら一番手っ取り早いのが、結婚紹介サイトなどに登録することです。
以前、結婚紹介サイトは、若い人が対象で、50歳上の登録ができないサイトが多かったのですが、今は事情が違います。
現在では、50歳以上を対象にした中高年向けサービスを展開する相談所も増え、婚活バスツアーや婚活パーティなど様々な催し物が用意されています。
何もせず出会いを待っていたら、先ず一生チャンスはありません。
偶然と言うのは多くの事例を経験してこそ発生するもので、1回きりしか行動を起こさない場合、偶然は限りなく低くなります。
各婚活サイトの特徴
楽天は「オーネット」と言う婚活サイトで出会いの場を提供しています。
「オーネット」は、20歳から登録が可能で年齢制限はありません。よって幅広い年齢層の方がいる出会いの場と言うことになります。
でも、この年齢層ですと、熟年は圧倒的に不利になります。若い人が、高齢者を求めることはまずないからです。
そこで、「オーネット」でも、中高年に特化した「オーネット スーペリア」という年齢制限を設けた出会いの場があります。
「オーネット スーペリア」は、入会資格を男性50歳以上、女性45歳以上としています。これなら中高年が安心して婚活できますね。
ゴルフや美術館巡り、ミカン狩りなど楽しいイベントを用意し、出会いの場を提供しています。
オーネットスーペリアの詳細はこちらの記事でご紹介しています。
他にも、イオングループが展開するサービスでは、60歳以上を限定とし、美術館めぐりやカルチャーセンターのような歴史を探るセミナーなどを開き、出会いの場を提供しています。
提供するだけでなく、1対1の引合せもセッティングしてくれるので、そのあとも流れの中でアドバイスやサポートも受けられて心強い限りですね。
イオンの運営する「ツヴァイ」の詳細はこちらです。
ちなみに、年齢制限のある婚活サイトや結婚相談所の一部をご紹介します。
年齢制限がある結婚相談所
・ゼクシィ縁結びカウンター
男性54歳
45歳まで
・エン婚活
男性65歳
女性55歳まで
・パートナーエージェント
男性65歳
女性60歳まで
・年齢制限がない結婚相談所
ツヴァイ
楽天オーネット
若い子の利用する婚活アプリやFacebookを利用した婚活などは、年齢の上限がある場合が多いですね。
やはり、中高年は、熟年に特化したコースが設けられている婚活を選んだ方が無難です。
一昔前は、ネットでの婚活と言えば、いかがわしい「出会い系サイト」のイメージがあり怖くて登録できないのも事実でしたが、最近では、楽天やイオンなど信用のおける大手が参入してきたので、とても安心ですね。
再婚は、子供の反対も多いですが、最近では、逆に親のパートナー探しを積極的に応援し、一緒に結婚相談所に訪れるケースも増えているそうです。